【症例報告】「ストレートネックによる指の痺れが回復するまでの経緯」
《お客様》
女性 40代
《来院》
2023年1月
《症状》
元々20代の頃からストレートネックで肩こり首こりも慢性的。
来院の1週間前から左人差し指の痺れが発症。時々腕の痺れもあり、起床時と入浴時に特に指の痺れが酷く出ていた。
整形外科では、これ以上良くならないので神経の薬を増やして痛みや痺れを和らげていくしかないと言われ、一生薬を飲み続けなければいけないのかと不安になり根本的に改善を希望して来院。
《施術内容と経過》
初回の検査で下記の状態が見られた
・肩外転左右可動域制限
・足の長さの左右差の歪み
・体幹回旋時左右の脇腹の張り
・首回旋右の可動域の制限
・左首の筋肉の圧痛
肩周辺や背部の筋肉の緊張から首への負担が多く見られた
子どもの抱っこなどもあり骨盤も歪んでいるため
下半身からも調整を行う必要がある
・初回施術
肩外転左右の可動域の調整
足の長さの歪み調整
・2~3回目
肩甲骨周りの筋硬結の緩和
内臓調整で血液循環促進
頸椎の歪み調整
肩甲骨周りのストレッチを指導
初回より少し痺れが弱くなる時が出てきた
・4~5回目
服薬による胃や腎臓の疲労も見られた為内臓調整
足の長さの歪み調整
臀筋群を緩める骨盤ストレッチを指導
日中は気づいたら痺れていない時もある
・6~7回目
腕の神経の走行周辺の筋硬結の緩和
腕と胸の前の筋肉を伸ばすストレッチを指導
痺れはほぼ出なくなってきた
・8~10回目
ストレスによる脳疲労が見られた為ストレス除去
心の状態と身体の連動についてアドバイス
当初の痺れは完全消失
以降は通院間隔をあけてメンテナンスへ切り替え
・20回目
初回来院より約1年。月一メンテナンスで継続通院
当初の指の痺れは再発もなく経過は良好
長年、毎月一箱ほど市販の頭痛薬を服用していた頭痛も改善
3~4日の便秘も改善し、酷かった生理痛も軽減している
《考察》
20代の頃からの長年の姿勢の歪みの積み重ねが首へ負担をかけ
さらに服薬により内臓や血液循環へも負担が大きくかかり
結果今回の指の痺れに繋がったと考えられる
筋骨格系だけではなく内臓調整により
循環を上げることで回復力を早めることができた
また、身体だけではなく心の状態についても今回の症状に影響を及ぼしていた為
捉え方についてなどアドバイスさせて頂いたところ
「身体の状態も良くなってきて心にも余裕ができ
家族との関係性も良くなりイライラが減った
心の状態が身体へ影響することを実感した」とのこと
今後も身体だけではなく心身共に健やかな状態を維持出来る様
定期メンテナンスで経過を観察
※個人の感想であり効果を保証するものではありません。
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